「ライセンスを取得したけれども売れなかった…」ではお話になりません。それどころか、一旦ライセンスを取得した以上、そう簡単に保険・共済事業から撤退することを行政サイドが認めてくれません。そうなれば、事業継続にかかる損失はどんどん膨れるばかりです。
やはり、将来に禍根を残さないためにも、定石どおり、市場調査を行うべきではないでしょうか。
保険・共済商品と言えども他の商品・サービスと何ら変わるものではありません。
むしろ、目に見えない将来給付を目的とした商品を販売するだけに、より高度な販売テクニック・スキルが要求されます。
『小規模共済』を活用することにより、本番さながらのテスト・マーケティングの実施が可能です。これを使わない手はないのではないでしょうか。
少々回り道にはなりますが、「急がば回れ」の諺どおり、実践に裏打ちされた様々なデータの入手や机上では得難いオペレーション上の課題等を浮き彫りにすることができ、ライセンス取得に向けた貴重な糧となること必至です。